woodman | |
私、くりさんは、ここの木材を使っています。 | |
木こりの仕事は雨の日以外、ニュージーランド風に言うと、ある晴れた日に、 |
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朝8時30分、イーァンの仕事は四駆ワゴンに、鉄骨フレームのトレーラーをつなぐ事から始まる。 |
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途中、相棒のローリーを乗せて牧場へ!。 イーァンの毛糸の帽子がうらがえし! | |
一時間のドライブ後、深いぬかるみの少し手前でローリーがトラクターに分乗、どちらも四駆、 スタックした時の為に一台はドーしてもトラクターが必要。 |
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最前線の現場に到着。 | |
130年程前に初期の入植者達が開いた農場。 当時の木こりさん達は大きな手引きノコギリを二人、又は四人引きで巨木を倒して農地として開拓。 今でも大きなノコギリの歯形を切り株に多く見る事が出来ます。 |
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リムーの切り株、130年振りにノコギリが入った巨木の根、底辺の直径480センチ 底辺×高さ÷2 と言ってカットしている訳では無くて、 130年もの間にひび割れ、腐敗、侵食等不要の部分をカットしているのです。 |
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あと幾百年後にか、土に帰る自然倒木。 木の名前は解りません。 | |
そして、土に帰ります。 | |
現在、合法取得出来るのは、倒木と昔の切り株だけです。 むかし開拓者達が商品価値の有る真っ直ぐな幹の良いところだけを真先に、 採ってしまった結果から、その残りを現在採取しているのですが、良い木材を見付るのには大変な、 時間と労力を必要としていますので、必然的に希少価値との相乗効果で値段に反映されてしまい、 高価になってしまいました。 |
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名前を、LOG SKIDDER と言います。 | |
今日は、ローリーが運転。 | |
ホールドの為のカットをイーァンが。 | |
リムーを持ち上げ様としているのですが、バランスが余り良く無い状態で持ち上げたので、 この直後落下危機一発!、イーァンが下敷きにと言う大事故に なっている処でしたが。 そこは、プロの仕事なのでしょうあわてず20センチ位ピョンと避けただけで、 何事も無かったかの様にそのまま続行。 |
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誰にも出来ない、誰もが遺りたく無い、LOG SKIDDERのダンス。 | |
ウー!WOO! 飛び降りたらその後から機械が倒れてくるので大変危険、 尚かつ助けてくれる人が居ないのでほぼ絶望 絶対に落車できない。 |
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ホー! HOO!ホー! HOO! | |
木材の重さ、5トンだよ! 5トン! ローリー60才! イーァン60才! まだ死にたくないヨー! | |
製材機に到着、 ホッ。 | |
ツーバイフォーにするか? |
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うーん | |
ふーん | |
よし お昼にしよう。 | |
次の製材は、どれにする あー いっぷくして考えようぜ。 | |
一服のあとは、細かい軽い仕事から マー肩慣らしかな! | |
雨が降り出す前に、大きなのから片づけようぜ と 言っている2人。 | |
大物は、WOOD JACKを使うに決まりだ。しかもイーァンが使っているのは 100年物のアンテークWOOD JACK! |
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どんどん、切ろうぜ。 | |
エイ 一気に、2本まとめてカットだ。 | |
良いのから行くか? | |
ウーオーと叫ばずには居られない、これは、大発見マオリ族の渦巻き模様の素をリムーの樹皮に! | |
バクテリアの仕事、其れは分解。 | |
枯れ木に、花を咲かせましょう。 どーやって? | |
私に、任せなさい。 枯れ木に、花のつづき、 | |
これは枯れ木にコケが自然に生えた自然芸術作品です。問答無用の自然の世界。 | |
1メートル長のチェンソーバーでストレートカット 山の牧場から戻った4日後選び抜いた材料をカット。 素材は、ブラックマイリー |
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非常に細かなひび割れを見逃さずに細心の注意をもって。 | |
カットして見ないと解らない内側に関しては、ホントに大きな賭け、総てが無駄になってしまう事も有る。 | |
無心で切る。切るときは集中力がかなり必要で、カットする時にいかに集中するかがプロの道の分かれ道。 | |
カットしてからではもう遅い、しかし その限られた素材の活用方法はアイディア次第で、 とんでもない美術品を生み出したことも。 |
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うーん、 | |
よし、切るぞー。 | |
うーーーん | |
よし、カットだ。 | |
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